パブリックコメント

□ 町内会問題では、今まで行政は一貫して、タッチしない方針を貫いてきました。自主的にできた町内会の運営・問題には町内会が

  解決するもの、として役所の窓口では門前払いでした。

 

□ 町内会条例ができたことで変化を期待しましたが、変わりません。「町内会問題は町内会で」、「自主的な団体運営に市は立ち入ら   

  ない」のです。札幌市が責任を持って管理するものは何もないのです。

 

□ 最低の基準を設けて、町内会長や役員の問題行動を規制したほうがいいのでは、との声があっても何もしません。 

 

□ 今回のパブリックコメントで一番多い回答は、「地域住民の多様な価値観や自主性を最大限に尊重して行われるもの」「開かれた

  運営に努めるもの」「活動への参加や加入をうながすよう努める」としており、これらの条文によって、ご意見のような運営ができ

  る事を期待するものです。と、この条文ですべて町内会の責任にされるわけです。

 

□ 住所によって分けられ、加入を強制され、会費をとられ、班長役員の当番に駆り出され、目的もよくわからず、一部の人により運営

  される団体に何も基準がないのです。行政の組織ではなく、勝手にできた組織でなく、同調圧力でただ加入してるのです。

 

□ 民主的な団体運営など知らぬ、町内会長に責任転嫁して、どうしても町内会条例をつくる理由は「自民党を議会与党に入れたい」た

  だそれだけの事です。最大会派が野党にいるのはまずいのです。自民党の声が強くなるのも当然です。

 

□ もとより理念条例を目指していたなら、最初から理念が見えるものです。最初から何もなく、市民や学識経験者をダミーにして、

  町内会連合会をもだましたのです。最高裁が入会・退会の自由判決をだしているため、「市民にも事業者にも強制ではありませんが

  と、ことわりつつ努力義務を課す条例をつくる。」しかも「難しい条項を入れられる」・・・町内会はどうすればいいのか・・・